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団体

全製工連、金沢で商印・書籍雑誌合同の専門委員会 現況を報告

2022年7月12日
全国から76名の組合員が参加

 全日本製本工業組合連合会(田中眞文会長)は7月9日、石川県金沢市の金城樓において、商業印刷製本・書籍雑誌専門委員会合同の専門委員会を開催。全国から76名の組合員が参加し、各工組の現状と課題などを報告した。
 開会に先立ち、両専門委員長が挨拶。商業印刷製本の富岡誠治委員長は、開催準備にあたった石川工組に感謝の意を示した上で、「3年ぶりのリアル開催を嬉しく思う。また今回は、初の合同での専門委員会となり、様々なシナジー効果が出ることを願っている」。書籍雑誌の金子誉委員長は「今回は関連業界は招いていないが、組合員の数は全国大会と遜色ない人数が集まった。実際に人の顔を見て話をするのが組合の原点だと考えており、嬉しく思う」とそれぞれの思いを語った。
 全製工連の田中会長は、「今後も我々は製本業を続けていかなければならない。時代の変化に合わせたアフターコロナのビジネスを続けていくヒントを持ち帰っていただけることを期待している」。開催地を代表して笠間史盛副会長は、全国からの参加に感謝の意を示した上で、「懇親会では、今後の仕事の英気を養っていただいて欲しいとの思いで準備させていただいた。金沢の文化を存分に味わっていただきたい」と歓迎した。
 このあと、各工組代表が現況を報告。主に組合員減少や価格問題、人材不足などが課題として挙がった。また、組合員アンケートの総括とフリートークも行われた。

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