2017年11月13日
NOG・西日本オフ輪技術交流会(中山進会長)は11月11日、大阪・都島区の印刷会館大会議室において「オフセット輪転機で利益を上げる生産の仕方」をテーマに第43回秋季研修会を開催した。
オフ輪印刷はひとつの時代を築いた印刷システムだが、厳しい情勢下でのメディアの多様化など、企業を取り巻く環境変化の中で、その主役の座を譲りつつあるが、まだまだ潜在能力は高いものがある。こうした状況下「どうすれば儲かるのか」という共通課題を掲げ、今回は初の試みとして参加型形式で開催。西は福岡、山口、鳥取、東は愛知、岐阜からの参加を含めて過去最多の64名が参加した。
約3時間半の研修会は、第1部で「利益を上げる生産の仕方」と題して日本印刷(株)(岐阜県)、大黒印刷(株)(京都府)、グラフィックアーツ大阪(株)3社から原価並びに品質管理、生産の効率化、メンテナンスなど、それぞれの取り組みの経緯と実践効果が発表され、第2部では「オフ輪印刷における潤滑油の役割と効果」と題し、日本礦油(株)より適正なマシン環境についてのアドバイスと提案が行われた。