2016年8月25日
(一社)電子出版制作・流通協議会(電流協)技術委員会 オンデマンド制作流通部会は、オンデマンド印刷とオフセット印刷のどちらにも対応可能な仕様について検討を行い、このほど「出版におけるオンデマンド印刷活用のすすめ」として公開した。
昨年、同部会では、出版社と製作会社の間でデータのスムーズな流れを実現するための「オンデマンド印刷(出版物)における入稿仕様策定のための確認項目Ver.1.0」と「その解説」を公表しているが、今年はこれを一歩進め、印刷・造本設計においてオンデマンド印刷とオフセット印刷どちらにも対応可能な仕様について検討を行い、「オンデマンド印刷活用のすすめ」としてまとめた。
具体的には、現状のオンデマンド印刷の利用限界を考え、オンデマンド印刷をうまく活用する場合における、設計時に検討すべき仕様について最大公約数的な項目を明らかにしている。
なお、「出版における オンデマンド印刷活用のすすめ」は、電流協ホームページでダウンロードできる。