2016年5月31日
田中 会長
全日本シール印刷協同組合連合会(全日シール、田中浩一会長)は5月30日、上野精養軒において第57回通常総会を開催し、新旧年度事業ならびに収支予算などについて審議し、いずれも原案通り承認可決した。
平成28年度事業計画では、全国各協組と連携を図り、個々の企業では限界がある課題に対して諸情報を収集して発信していく。また、新たに「技術優良工場」認定制度を創設し、差別化・ステータスの確立を図り、魅力ある組合つくりを目指していく。
総会後に行われた懇親会の冒頭、挨拶した田中会長は、4月に発生した熊本地震で組合員・会友の6社が被災したことを報告し、「こんなときこそ、全国組織の連合会として支援をしていきたいと考えている」と改めてお見舞いのことばを述べた。
その上で田中会長は、「本年11月には、九州協組主管による年次大会が沖縄で開催される。義援の意味を込めて、ぜひ多くの組合員の参加をお願いしたい」と、年次大会への積極的な協力を呼びかけた。