2015年8月7日
全印工連CSR推進専門委員会・池田委員長
全日本印刷工業組合連合会(全印工連、島村博之会長)は8月6日、日本印刷会館において記者会見を開き、運用開始から2年が経過した「全印工連CSR認定制度」の活動実績や今後の取り組みなどについて報告した。
同制度では、平成25年6月にワンスター認定登録した40社のうち12社が上位認証となるツースター認定を取得している。ツースター認定は、書類審査のほか現地審査が行われ、「CSRマネジメントシステム」「CSRの取り組みの有効性」という2つの側面から評価される。
会見の席上、全印工連CSR推進専門委員会・池田幸寛委員長は「ツースター認定企業が誕生したことを受け、最上位認証であるスリースター認定の制度設計を進めていく」と述べた上で、さらに来年度以降は、印刷業界の枠を超え、他業界、企業、NPOなどとも連携を図り、CSR活動を強化していく考えを明らかにした。