2015年6月16日
(社)日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は、5月21日開催の理事会において、国連が提唱する持続可能な社会の実現に関するイニシアティブ「グローバル・コンパクト」へ賛同表明することを決定した。この決定を受けて、稲木会長名で賛同表明レターを送り、6月12日に国連グローバル・コンパクト賛同企業として登録された。
「グローバル・コンパクト」とは、国連が課題としている人権の保護、労働(強制労働や児童労働、職業差別などの課題)、環境、腐敗防止の4分野について10の原則を定め、その原則に企業や団体が賛同するとともに、それら課題解決に自ら取り組むことで持続可能な社会の実現に貢献しようとする取り組み。
日印産連では、印刷産業の社会的責任(SR)遂行に寄与するための活動を事業目的とする「グランドデザイン」を策定し、今年度より活動を開始している。今後、日印産連では「グローバル・コンパクト」賛同表明を印刷産業全体のSR推進のシンボルとして、SRへの取り組みを強化していく。