2011年9月22日
文化典には700名が出席
(社)日本印刷産業連合会(猿渡智会長)は9月20日開催の「2011年印刷文化典」において、日印産連・印刷産業将来展望検討委員会が策定した印刷産業ビジョン「SMATRIX(スマトリックス)2020-スマート社会に貢献する印刷産業-」を発表した。同ビジョンでは、2000年から2010年の工業統計における製造業としての印刷産業は縮小しているものの、ソフト・産業資材等の新規事業分野がその減少分をカバーしているとし、それら新事業分野を含めると2020年の出荷額は7兆4,000億円と予測。そのうえで印刷産業が8兆円産業を目指すために企業マネージメント力の充実と産業力の強化が必要と提言している。