2017年9月25日
最大で480版のプレートがセット可能に
コダックジャパン(藤原浩社長)は9月20日から22日の3日間、本社デモセンターにおいて、トレンドセッター/アチーブシリーズ用オプション「MCU(マルチカセットユニット)」の新製品発表会を開催。MCUの特徴やメリットの紹介をはじめ、MCUによるSONORA XJの出力デモも行われ、3日間でおよそ200名が来場した。
これまで両シリーズにはSCUモデルがラインアップされていたが、今回新たに加わったMCUにより、最大で480版のプレートがセット可能になったほか、本体にMCUをビルトインする新設計を採用したことで、CTPの設置スペースを最大65%削減。また、電気使用量も最大80%削減した。
プリントシステム営業本部システム営業担当部長の飯田厚氏はプレゼンの中で、出力サイズについて400シリーズがB2輪転・A全に対応、800シリーズが菊全に対応することを紹介した上で、「唯一のフルオートモデルとして他に選択肢がなかった四六全判対応のマグナス。しかし、実際には菊全やA全までで充分なユーザーも多く、その選択肢としてフルオートモデルのトレンドセッター/アチーブが『コンパクトなメイン機』という位置付けで加わった」と紹介した。