2017年1月18日
京都dddギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10)では、1月18日から3月18日まで、第211回企画展「グラフィックとミュージック」を開催している。
今日の姿のグラフィックデザインが誕生した19世紀から、グラフィックデザインと音楽は互いに影響を与え合ってきた。それから現在まで、グラフィックデザイナーたちは、様々なジャンルの音楽の個性を視覚化している。
依頼を受けて音楽イベントの告知ポスターやレコード・CDジャケットなどを制作するだけでなく、音楽家や楽曲からインスパイアを受けて自ら作品を制作することもあり、彼らが音楽のイメージを多彩に表現しようとした創意が伺える。
同展では、DNP文化振興財団所蔵作品の中から、音楽に関係するポスターを紹介する。デザイナーが音楽をどのように表現しているか、「聞くこと」と「見ること」のクロスオーバーから生まれた作品を鑑賞することができる。