2016年9月27日
スリッター付き検査装置「SNR-300」
ナビタスビジョンソリューション(株)(=NVS、本社/横浜市港北区、辻谷潤一社長)は、TOKYO PACK2016に出展し、新製品の横軸型ロールラベル検査装置「SNR-300」を紹介する。小間番号は東6ホール 6-06。
同製品は、三起機械社製の搬送機を採用したロールラベルの印刷品質検査を目的とした画像検査装置。高速高精度ラインセンサを採用しており、微細欠陥を自動検出する。欠陥を検出した場合、目視確認ステージ位置で欠陥ラベルが自動停止。モニタ画面には欠陥ラベルが拡大表示されており、実欠陥ラベルと見比べて欠陥かどうかを目視確認。欠陥であれば、そのラベルを良品ラベルに貼り替え、そのラベルまで自動的に巻き戻してから検査が再開される。
画像エンジンには、本年4月にリリースした新製品「アスミルビジョン」を搭載。ソフトウエアインターフェース部分を刷新し、初めて使う人でも直感的に設定から検査までできるものになっている。印刷の位置ずれや伸び縮み、太り・細り・輪郭ばらつきなどがあっても、1枚の良品画像をマスター登録するだけで過検出を起こすことなく微細欠陥を検出する。また可変印字の検査には「ナビタスチェッカーフレックス」を採用すれば、連番・バーコード・2Dコード・マイクロQRコードや、会員番号・名前などの可変情報が印字されていても、それを読み取って正しく印字されているかを照合するとともに、欠けやにじみ・かすれ・はみ出しなどの微細印刷欠陥を検出する。同時に、見当ずれ・位置ずれ・傾きずれ・任意箇所の寸法を高精度で計測することが可能となっている。