2016年7月21日
LED-UV機のほかオフ輪機や油性枚葉機による印刷実演も披露した
DICグラフィックス(株)とコダック(同)は7月20日、(株)エンジュ(新潟県新発田市、斎藤節社長)において「オフセット印刷の新たな展開 Live at the PRINTING-作業の効率化と環境対応の提案」をテーマにオープンハウスを開催した。
エンジュ社は、DICグラフィックス社製の高感度UVプロセスインキ、パウダー削減枚葉インキ、低温乾燥オフ輪インキとコダック社製のプロセスフリープレート「Sonora XJ」の導入し、高効率と環境に配慮した運用を開始している。枚葉機、オフ輪機などの複数台の印刷機でプロセスフリープレート「Sonora XJ」を採用しており、耐刷性については、オフ輪機で20万枚、油性・UV枚葉機で5万枚を余裕でクリアしているという。
高感度UVプロセスインキと「Sonora XJ」を使用した菊全判4色LED-UV印刷機による印刷実演では、刷り出し数枚で現像が完了していることを確認。その後、見当、色合わせを行い、印刷機の最高速度16,000回転による本刷りを行った。