2016年6月7日
フラットベッド搬送を採用
コニカミノルタは、技術展示として紙器パッケージ向けUVインクジェットデジタル印刷機「KM-C」を初公開し、印刷実演している。
同機は、6月発売が決定した「AccurioJet KM-1」のインクジェット技術を踏襲したB1サイズ(最大用紙サイズ760×1060ミリ)対応のデジタル印刷機。KM-1が爪による搬送機構であるのに対し、KM-Cはコニカミノルタ独自のフラットベッド搬送を採用し、0.3〜1.2ミリまでの幅広い用紙厚に対応。各種化粧箱や薄段ボールへの高画質印刷を可能とする。
解像度は1,200dpiで、印刷スピードは2,200枚/時。展示実演されているモデルは片面4色仕様だが、今後は多色化の方向で開発を進めていくという。