2016年6月9日
サーマルディジプレートシステム「TDP-750/459II」
三菱製紙(株)は、CTPシステムとしてサーマルディジプレートシステム「TDP-750/459II」を展示実演しているほか、デジタル印刷用紙として最先端のデジタル印刷機に対応した各種メディアを紹介している。
「TDP」は、印刷版と製版フィルム兼用で処理液はもちろん、トナーもインクカートリッジも使わない完全プロセスレスのCTPシステム。直接感熱方式を採用した印刷版製版システムで、従来の製版システムで必要とされている化学薬品を用いた現像処理が不要となり、顕著に省エネルギーを実現。さらに、リボンやトナーなどの消耗品も必要とせず、印刷版以外の廃棄物が発生しない環境負荷が非常に小さい製版システムだ。
drupaでは国内で要望の多かったフィルム用途での長尺出力機能(1m以上)を追加して紹介している。