2016年4月20日
ヴァンヌーボ、マット紙、コート紙を使った3ジョブの速乾印刷を実演
日本アグフア・ゲバルト(株)(松石浩行社長)は4月16日、原多印刷(株)(大阪市北区、原多鈴乃社長)協力のもと、速乾印刷・標準印刷実演セミナーを開催した。
冒頭、挨拶に立った原多社長は、「本日は当社の標準化の徹底と数値管理の取り組み方をご覧いただく。またデザイン関係者の方々には高精細印刷の品質をご覧いただき、表現力のひとつの武器にしていただければ幸い」と述べ、同社の徹底した数値管理に基づく標準印刷技術とメンテナンス体制をベースとした現像レスプレート「アズーラ」による速乾印刷の効果を語った。
当日は、原多印刷の印刷コンサルタントとして技術サポートにあたる(有)PTC竹内の竹内茂夫社長による「印刷標準化への取り組み」、アグフアによる「現像レス『アズーラ』のメリットと効果」と題したセミナーが行われた後、プリプレスとPODの現場を視察。その後の印刷実演では、8色機でヴァンヌーボ、マット紙、コート紙を使った3ジョブの速乾印刷を実演。とくにヴァンヌーボの実演では、刷了から30分後に断裁して、その速乾効果を証明した。