2016年4月8日
Presto 2 Digital
ミューラー・マルティニは、パートナー企業のフンケラー社とハイデルベルグ社との共同開発により、ロールおよびカットシートを兼用する給紙システムを実現し、中綴じ機「Presto 2 Digital」と接続してdrupa2016で展示実演する。
従来は印刷ロールとカットシートはそれぞれ異なる給紙加工ユニットおよびワークフローが必要だったが、新しいPresto 2 Digitalは、新開発の給紙機構とFinishing4.0理念のワークフロー制御により、シートとロールが混在する工場環境でも短時間の切り替えによって1台で中綴じ製本を処理。もちろん、従来通りオフセット折丁や表紙とデジタル印刷コンテンツを組み合わせることも可能だ。
加えて、ユニークな新機能、ダイナカットとフレキシブルフォールドを組み合わせて、4ページ単位で異なる中綴じ製品を連続的に生産できるようになった。このデジタル対応機能は、ミッドレンジ中綴じ機「Primera Digital」にもそのまま実現させている。