2017年12月5日
顧客と印刷コミュニケーションのみらいを創り、つなぐ場を製販一体で設立
富士ゼロックス(株)(栗原博社長)は、印刷サービス全体のワークフローを核として、多様なコミュニケーションの仕組みを顧客とともに創り出す場を、神奈川県海老名市の海老名事業所内に2018年春以降に開設する。
グローバルなオープンイノベーションの場として、技術開発拠点である同事業所内に顧客やパートナー企業とのコラボレーション接点を設けることで、営業やシステムエンジニアだけでなく、開発や生産を担当する社員も直接顧客と課題を議論しながら、製販一体となって解決に向けて迅速に動く、メーカーとしてのマーケティング機能を強化するのが狙い。技術検証のための区域を含め総面積約7,000平方メートルのスペースに、富士ゼロックスおよび富士フイルムのデジタル印刷機器やソフトウェア商品、関連技術を一堂に集結させ、統合的なワークフローに関する提案と実証を通じて、顧客のビジネスの生産性向上と高付加価値化を実現する場を目指す。