2016年1月21日
左から、松浦 国治郎 執行役員 新聞事業部長 、真茅社長、磯村 和孝 取締役 専務執行役員 営業本部長、伊藤 卓夫 取締役 執行役員 技術本部長
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(真茅久則社長)の新聞用完全無処理サーマルCTPプレート「SUPERIA ZN」が、(一社)日本新聞協会から「技術開発賞」を受賞した。
同賞は、新たな新聞製作技術の開発に貢献したメーカーに対し、実用化への促進奨励とその開発努力を日本新聞協会が表彰するもの。同賞が創設された平成7年以来、材料関連メーカーの受賞は今回が初めて。
今回の受賞は、新聞印刷輪転機に適応した環境配慮型の新型刷版として初めて実用化に成功し、国内の新聞社に導入されたこと、および高い耐刷力と優れた印刷適性を維持しながら、現像処理を一切不要とする完全無処理を実現するなど、新聞社における製作コストの削減や省力化に寄与したことにより、「今後の新聞界の主流となりうる技術として期待される」という点が評価されたもの。授賞式の席上、真茅社長は、「今後も、新聞社のさらなる品質向上・作業効率化・環境負荷低減に貢献できるよう、グループの総力を挙げて革新的なソリューションの開発に取り組む」と語った。