2015年3月2日
「救いの泉」給水施設
コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、山名昌衛社長)は2月26日、東京都日野市(大坪冬彦市長)及び日野市立病院(井上宗信院長)と、災害時協力協定を締結した。
同協定のもと、地震などの災害時に同社は「日野市立病院に対する、東京サイト日野『救いの泉』の井戸水の提供」「近隣住民に対する飲料水、生活用水の提供」「日野市または日野市立病院に対して、避難場所として敷地内のグラウンドと体育館の提供」などの協力を行っていく。
東京サイト日野は、地下約150mの深度に到達する井戸を13本保有し、主に生活用水(飲料水、手洗いなど)として利用している。同地は、多摩川と浅川に挟まれ、富士山系の豊かで清浄な深層地下水資源に恵まれた立地条件にあり、同サイトでは「救いの泉」として、1本の井戸について停電下でも揚水井戸や、ろ過・殺菌装置を稼働できるよう構内の自家発電装置を増強し、稼働体制を構築している。