2015年1月20日
日本製紙連合会が発表した2014年12月の紙・板紙需給速報によると、紙・板紙の国内出荷は前年同月比0.8%減で、9ヵ月連続の減少。うち、紙は0.1%減で9ヵ月連続の減少、板紙は1.6%減で2ヵ月連続の減少となった。主要品種は塗工紙、包装用紙、衛生用紙を除き減少。
印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比0.7%減で、9ヵ月連続の減少となった。輸出は6.3%増で、前月の減少から増加に転じている。
新聞用紙は前年同月比1.2%減で10ヵ月連続の減少。包装用紙は0.6%増で3ヵ月ぶりの増加となり、輸出は21.4%増と引き続き高水準。
段ボール原紙は1.2%減で2ヵ月連続の減少。荷動きは中旬以降持ち直すも前半の不振等が影響。白板紙は2.3%減で3ヵ月連続の減少となった。