2014年11月12日
古森重隆会長兼CEOより中期経営計画の概要が発表された
富士フイルムホールディングス(株)は11月11日、帝国ホテル東京において2014〜2016年度の中期経営計画として策定した「VISION2016」を発表した。
今回、策定された中期経営計画では、同社の6つの重点事業分野(ヘルスケア、高機能材料、ドキュメント、グラフィックシステム、光学デバイス、デジタルイメージング)の中でも高い成長が期待できるヘルスケア、高機能材料、ドキュメントに経営資源の集中投入を行い、市場ニーズにあった良質でコストパフォーマンスの高い製品を提供し、市場を拡大していく。
これらの取り組みにより計画の最終年度である2016年度に売上高2兆6,300億円、営業利益は過去最高の2,200億円の達成を計画。また株主還元を強化し、2014〜2016年度の3年間で配当と自社株買いを通じ、2,000億円強を株主に還元。これにより株主資本利益率(ROE)を4.2%(2013年度)から7%に引き上げる方針。