2014年7月22日
日本製紙連合会が発表した2014年6月の紙・板紙需給速報によると、印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比3.9%減で、3ヵ月連続の減少。商業印刷向け等を中心に印刷用紙は低調も、情報用紙はPPCを中心に2ヵ月連続の増加。輸出は17.4%減で、前月に続き2割弱の減少となった。
紙・板紙の国内出荷は前年同月比1.1%減で、3ヵ月連続の減少。うち、紙は2.5%減で3ヵ月連続の減少。一方、板紙は0.8%増で、3ヵ月ぶりの増加となった。消費増税の影響は板紙・包装分野を中心に和らぐも、グラフィック、衛生分野は停滞。