2014年5月26日
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(渥美守弘社長、以下「FFGS」)とハイデルベルグ・ジャパン(株)(水野秀也社長、以下「HJP」)は、日本市場における包括的な協業を開始することで合意した。
昨年11月から進めている富士フイルムおよびFFGSと独ハイデルベルグ社(ゲーロルト・リンツバッハCEO)によるグローバルベースでの協業関係をさらに拡大させるもの。富士フイルムと独ハイデルベルグ社では、すでにインクジェット印刷機の共同開発の検討を開始しているが、今回の発表では、富士フイルムのインクジェットデジタル印刷機「Jet Press」シリーズの国内販売においても協業することで合意。HJPは「Jet Press」の販売代理店として、ハイデルベルグのプリネクトワークフローを軸としたオフセット印刷とデジタル印刷のハイブリッドソリューションへの取り組みを強化していく。
その他、HJPによるFFGSのCTP版材・湿し水などの販売やFFGSのワークフローシステム「XMF」のファミリーに独ハイデルベルグ社製サーマルCTP「スープラセッター」を加えることなどが盛り込まれている。