2014年4月21日
M.ティンネス社長
UV光源メーカーのIST Metzグループは4月1日、日本や韓国を担当するISTイーストアジア(株)(東京都大田区)を設立した。これまで同グループの国内代理店を務めていたMTeX(株)(東京都中央区)のM.ティンネス社長が代表取締役社長に就任した。
ドイツに本拠地を構える同グループは、30年以上にわたるUV技術のノウハウを持っており、インク・ワニス・シリコン・接着剤などの環境に配慮したUV硬化システムの開発から製造・販売までを行っている。また、同社のシステムは印刷産業だけでなく、他産業の工業用途にも数多く使用されている。
日本において17年の印刷業界経験を持つティンネス社長は、「当グループの持つ世界的な販売・サービスネットワークにより、高速かつ信頼性の高いローカルサポートを保証できる。日本市場の顧客の有能なパートナーとなっていきたい」と述べ、日本・韓国ほか、東アジア地域での新展開に自信を示している。
西ヨーロッパに6つの子会社を持つ同グループは近年、アジア地域でのプレゼンスを急速に拡大し、2010年以降、タイ・中国にも子会社を設立している。今回のISTイーストアジアの設立はこれに続くもので、100%子会社をもって今後、顧客への技術支援ならびにカスタマーサポート、パーツの提供と技術サポート、システムのメンテナンスなどを行いながら、日本と韓国市場のさらなる開拓を目指す。
【企業概要】
▽所在地=〒144-0052 東京都大田区蒲田1-18-10太陽電業ビル3F
▽電話=03-6715-9750/ファックス 同9759
▽ホームページ=http://www.ist-uv.jp