2014年4月18日
京都府公館で行われた表彰式の様子
日本写真印刷(株)が有する抵抗膜方式のタッチパネルに関する特許が第58回「京都府発明等功労者表彰」に入賞した。
京都府が主催するこの表彰は、発明考案・創意工夫の重要性を広くアピールし、科学技術の発展及び発明考案・創意工夫に対する意欲の向上を図ることを目的としているもので、1957年から毎年開催されている。同社は、今回が初めての受賞となる。
【受賞した特許の概要】
▽発明の名称
タッチパネルのリード線接続方法(特許第4866742号)
▽要旨
円板状のピン頭部を有する金属ピンを、リード線の金属ピン固定孔を通してタッチパネル下部電極板の貫通孔に挿入し、超音波振動と圧力を加えて貫通孔の壁面を溶融させ、ピン軸部を下部電極板に強固に接続することにより、優れた接続強度でタッチパネルの裏面にリード線を接続できるようになった。
▽発明者 (日本写真印刷勤務)
西川和宏氏/甲斐義宏氏/中村一登氏