2013年7月12日
佐川印刷、FFGS、W&H、リッカーマンによる契約締結(W&H本社にて)
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(以下、FFGS)は、独ウィンドミュラー&ヘルシャー社(以下、W&H社)製フレキソ印刷機を、佐川印刷(株)(木下宗昭会長)に納入することが決定したと発表。さきごろ、ドイツのW&H本社において、佐川印刷、W&H社、W&Hの総代理店であるリッカーマン社、日本国内の販売代理店であるFFGSの4社間で契約が締結された。同機はFFGSが販売するW&H社製フレキソ印刷機の国内第1号機となる。
佐川印刷では、新たな事業領域としてパッケージ印刷分野に進出するにあたり、環境面の優位性や生産効率の高さなどから、水性フレキソ印刷の採用を決定。納入されるのはオフセット印刷・グラビア印刷の主力拠点である日野工場で、第1期設備としてフレキソ印刷機2台(10色機)のほか、インフレーション機2台(5層、3層)、ラミネーター2台、彫刻型フレキソ製版システムなどを設置する。この新フレキソ工場は、平成26年5月の稼働開始を目指す。