2014年5月23日
プラス印刷(株)(資本金1,200万円、愛媛県西条市港字新地133-4、代表 植木美夫氏)は、4月16日に松山地裁より破産手続き開始決定を受けた。
1971年8月に設立された印刷業者。企画・デザイン・印刷加工まで自社工場で一貫して行っており、フリーペーパーの発行など地域に根ざした印刷会社として事業を展開、2013年6月期の年売上高は約1億8,000万円を計上していた。
しかし、自社工場建設やオフセット印刷機等の設備投資が負担となり財務状況は悪化、支払遅延や金融機関へのリスケを行うなど厳しい資金繰りとなっていた。また、同業他社との競合から受注量は減少し収益性の改善も見られず、新たな資金調達は困難な状況のなか、3月31日付けで事業を停止していた。
負債は約2億6,000万円。
(帝国データバンク調べ)