2014年1月16日
昨年12月1日に事業を停止し、自己破産申請準備に入っていた中部日本化学(株)(資本金1,600万円、愛知県名古屋市守山区新守山2010、登記面=名古屋市東区徳川2-14-2、従業員9名)は、1月14日に名古屋地裁より破産手続開始決定を受けた。
同社は1962年10月創業、1964年6月法人改組したラミネート印刷加工業者。菓子など食品関係のパッケージ印刷を主体として、自動車部品封入材や雑貨包装印刷も手がけていた。
同地区斯業界先発業者の優位性を生かして安定した販路を構築し、資材販売ほか事業領域が拡大した2013年6月期は年売上高約16億5,800万円をあげていた。今期に入ってからも積極的な営業展開に取り組んでいた矢先、資金面で支援していた取引業者の破綻によって2013年11月末の決済が困難となる事態に陥ったことから、連鎖する形で事業継続を断念、今回の措置となった。
負債は約5億3,000万円。
なお、2013年12月2日より新たなスポンサーのもと、新会社で事業を継承している。
(帝国データバンク調べ)