全印工連、高付加価値コミュニケーションサービス産業への転換を

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全日本印刷工業組合連合会(全印工連、滝澤光正会長)は5月23日、東京・丸の内の東京會舘において令和5年度通常総会を開催し、新旧年度事業並びに収支予算等について審議し、いずれの議案も承認可決した。
議案審議に先立ち挨拶した滝澤会長は「新たなデジタルテクノロジーが今まででは考えられないようなスピードで世の中に浸透している。我々も新たな技術、新たな世の中に対応していく必要がある。そのためにも全国の印刷産業が構造改革を成し遂げ、高付加価値コミュニケーションサービス産業へと転換できるようスピード感を持って有機的に各種事業を展開していく」と述べ、改めて組合事業への理解と協力を求めた。
令和5年度事業計画では、昨年度に引き続き、高付加価値コミュニケーションサービス産業への転換を目指して「DX導入による生産性向上」「事業領域拡大による新たな価値創出」「サステナブルな事業経営」を基本的な考えとして、社会から求められる魅力あふれる産業へ向けて、各種事業の推進に積極的に取り組んでいく。
