全印工連、長野工組の想いを継ぎ全日本印刷文化典 広島大会開催

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全日本印刷工業組合連合会(滝澤光正会長)は5月23日、東京・丸の内の東京會舘において記者会見を開き、本年10月13日・14日の2日間、広島県のリーガロイヤルホテル広島において開催する「2023 全日本印刷文化典 広島大会」の概要を発表。会見には、滝澤会長のほか、中本俊之大会委員長(広島県工組・理事長)と宇都宮公徳実行委員長が出席した。
「2023 全日本印刷文化典 広島大会」は、「真っ赤に燃やせ!印刷魂〜水の流れが大地を創る。人の心が未来を開く」をテーマに記念式典、全印工連メッセージ、記念講演、記念パーティー、全印工連フォーラム、エクスカーションなど、多彩なプログラムが展開される。
10月13日の記念講演では、地元のプロサッカーチームであるサンフィレッチェ広島から講師を招聘し、「印刷業界にも通じる人材育成術」をテーマに講演が行われる。また、今回は、「印刷産業夢メッセ」を併催し、参加者にセミナーや基調講演などの学びの場を提供していく。
10月14日に開催される全印工連フォーラムでは、現在、全印工連・産業戦略デザイン室が策定を進めている2050年の印刷業界予測とビジョンの発表を予定。さらにエクスカーションでは、観光地巡りのほか、組合員企業の工場見学コースを用意している。
会見の席上、中本大会委員長は「前回、延期・中止となった長野大会に向け尽力した長野県工組をはじめとするすべてのスタッフの熱い想いを引き継ぎ、今年こそ広島大会を開催し、成功させたい」と述べた。
