2023年7月25日
RICOH Pro C9500
(株)リコー(大山晃社長)は、カラープロダクションプリンターの新製品として「RICOH Pro C9500」を2023年8月9日に発売する。
新製品は、商用印刷領域での多様化するニーズに応えるため、用紙対応力と自働化・効率化機能を強化した新たなフラッグシップモデル。グローバルの印刷市場で生産機として展開している「RICOH Pro C9210/C9200」の後継機に位置づけられ、トナー印刷特有のがさつきを抑えた高画質と高速プリントスピード、連続稼働時の高い安定性が特徴。今回、新たに採用した摺動(しゅうどう)定着方式定着方式により、厚紙や凹凸紙に加え、最薄40g/平米の薄紙にも対応可能。また、商用印刷の現場の業務効率化のため、新たに開発した本体の制御システム「RICOH GC OS」により、様々な用紙の設定や調整、機器の利用状況やメンテナンスの管理に特別なスキルが不要となることで現場のDXを支援する。
2023年秋には、リコーの品質調整/管理技術である「Inline Quality Control Technology(以下、IQCT)」を強化した有償オプション「IQCT拡張ユニット」の発売を予定。同拡張ユニットを「RICOH Pro C9500」に装着することで、印刷中の色の調整・安定化やモニタリングに加え、画像品質検査、画像位置ズレを検査する表裏見当検査、色の変動を検査する色変動検査を自働で行うことができる。
なお、新製品の詳細は、「RICOH Pro C9500特設サイト」まで。