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大手の動き

凸版印刷、鮮度保持と環境負荷低減を両立する食品包装システム

2020年2月13日
「グリーンフラット」を使ってパッケージングした生鮮品

 凸版印刷(株)(麿秀晴社長)は、食品を完全に密封・真空パックできる「スキンパック」の台紙を紙素材に置き換え、昨今の「脱プラスチック」の要請に対応した新しいパッケージシステム「グリーンフラット」の販売を開始する。
 「スキンパック」は、商品と台紙の間をすき間なく熱で圧着することにより、完全に密封・真空パックすることが可能な包装形態。完全密封なので、食品保存時に食品から出る水分である「ドリップ」が抑制され、食品の鮮度保持・賞味期限の延長を実現する。現在、ヨーロッパを中心に北米、アジアで採用が進んでいる新しいパッケージ形態で、「スキンパック」で使用されている発泡スチロールトレイなどの「プラスチックトレイ」を、凸版印刷が保有するGLフィルムを使用した「紙素材」に置き換えることで、食品の鮮度保持などの機能と環境負荷低減が可能である。
 同社は、「グリーンフラット」システムとして、グリーンフラット専用紙トレイ、スキンパック充填システム、スキンパックフィルム、システム導入コンサルティングサービスを提供し、2月からサンプル提供を実施。12月からの本格販売を目指す。

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