2017年2月10日
島田 氏
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(真茅久則社長、以下「FFGS」)は2月8日、page2017のスポンサーズセミナーとして、「デジタルマーケティング時代のWeb To Printで、クライアントの心をつかむ高付加価値提案を」を実施した。
今回は「急速に広まっているマーケティングオートメーション(MA)やデジタルマーケティングによるビジネス戦略を、印刷業界はどのように受注拡大に繋げていくべきか」という視点で、具体的な事例を交えながら、実践のヒントを提示した。
まず、富士フイルムe戦略推進室から、富士フイルムのデジタルマーケティング戦略の取り組みを紹介。いくつかの実証実験の結果から、デジタルマーケティング時代における紙DMの有効性を示した。
一方、FFGSシンプルプロダクツ事業部 営業部の島田永秀部長が登壇。「『ネットとリアルの組み合わせ』『デジタルwithアナログ』『MA+バリアブル印刷』が有効な手段だ」とした上で、この分野における印刷会社の優位性を訴えた。
さらに、クライアントを理解し、課題を抽出・明確化し、一緒に解決していく「戦略的パートナー」としての機能が求められていることを訴え、その手段としてのWeb to Printや自動組版について、大阪ガス住宅設備、ウエマツ、学研スマイルハートの事例を紹介した。