2017年2月2日
会員ならびに同社幹部社員ら125名が出席
富士精版印刷(株)(本社/大阪市、里永健一郎社長)の協力会社37社で構成する「富士会」の第52回目となる懇談会が2月1日、会員ならびに同社幹部社員ら125名が出席のもと、大阪・淀川区のメルパルク大阪において開催された。
代表世話人である日本紙パルプ商事(株)の伊澤鉄雄常務執行役員・関西支社長による挨拶の後、当日、体調不良のため欠席した里永社長に代わり、中野光男専務取締役が社長挨拶文を代読。これによると、昨年12月までの同社の上半期売上は前年を下回り、20億円に届かなかった。一方で利益は減価償却負担の減少などで大幅に改善。今期は売上目標45億円を掲げている。
「紙の流通業出身ということもあり、紙の持つ特徴を皆様とともに業界全体でもっとPRし、紙の使用が減っていることに悲観的にならず、業界発展に向けて努力していく」
この後、(株)小森コーポレーションの小森善治会長が登壇。印刷業界の現況について「潮目は変わった。売上が増えない中で1社当たりの利益が増加傾向にある。これは業態変革実践の成果だ」と述べ、乾杯を発声。懇親会へと移った。