2012年5月16日
M-Press Leopard
アグフアグラフィックスのインクジェットソリューションは、産業用、サイン&ディスプレイ市場向けに特化。3シリーズ、計7機種が発表され展示実演されている。
まず、産業用ワイドフォーマットサイズ対応高速枚葉UVインクジェットプレス「M-Press Leopard」は、スクリーン印刷向け全自動枚葉UVインクジェットプレス「M-Press Tiger」をコンパクトにしたセミオートモデル。厚さ5cm、最大1.6×3.3mまでのメディアに高速印字でき、室内装飾や家具、パッケージなどのスクリーン印刷や産業用アプリケーション制作用途に開発されたものだ。
また、Anapurnaシリーズではポスター・写真出力向け2機種。ボードおよびロールtoロールのハイブリット出力が可能な2m幅の「Anapurna M2050」(6色+白)と、2.54×1.54mサイズのフラットベット「Anapurna M2540FB」が展示実演されている。
一方、新型UVインクジェットとして2モデルのJeti3020 Titanが展示実演されている。36ヘッドモデルは、CMYKおよびプレ、ポスト、スポットの白を印字可能。2×3mのフラットベッドはボード系・ソフト系双方のメディアに対応。白インクにより透明・黒暗色のメディアに印字可能。スモールフォーマットの印字にも対応する。また、48ヘッドモデルは、CMYKLcLmの各色8ヘッドを用いて印字する最上位モデル。ロールtoロールおよびボードメディアに対応する。
Jetiシリーズではその他、1.2×2.4mサイズのフラットベットタイプUVインクジェット「Jeti1224 HDC」(CMYK4色+白出力、フラットtoロールオプション有り)と、3.2m幅ロールtoロールで、ノンVOCの水性インク出力に対応するテキスタイル用途向け「Jeti AquaJet Pro」も展示されている。
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