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interpack2026、加工・包装業界にグローバルなシグナル発信

来場者は161ヵ国から|次回は2029年6月10─15日開催

 5月7日から13日の7日間、ドイツ・デュッセルドルフ見本市会場で開催された国際加工・包装産業展「interpack2026」は、世界の加工・包装業界に大きな存在感を示した。今回も、加工・包装業界における世界的な交流の場となり、技術・素材・プロセスの分野で、変革がすでに具体的に実行段階へ入っていることを印象づけた。


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 展示ホールには、65ヵ国から2,804社が出展し、161ヵ国から業界関係者らがデュッセルドルフ見本市会場を訪れた。来場者の75%はドイツ国外からで、そのうち28%は欧州外からの参加で、国際色豊かな雰囲気に包まれる中で、加工・包装業界のバリューチェーン全体がリアルに体感できるメッセとなった。

 さらに、同時開催された国際加工・包装部品展「components2026」には過去最大規模となる約100社が出展した。

 メッセ・デュッセルドルフでinterpackを統括するT・ドーゼ氏は「interpack2026は大成功裡に終了した。会場の熱気、活発な交流、そして具体的なプロジェクトの数々が、このグローバルコミュニティの強さを証明した。interpackが世界の加工・包装業界における最重要メッセであることを、改めて示す機会となった」と振り返る。


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市場成長と変革への対応

 interpack2026は、業界全体が大きな転換期を迎える中で開催された。包装製品の需要は増加を続ける一方、素材、生産システム、供給体制に求められる条件は大きく変化している。なかでも注目を集めたのが、欧州包装・包装廃棄物規則(PPWR)だ。これは、業界にとって重要な転換点になると考えられている。メッセ会場では、多くの企業が単独ではなく、システム全体を見据えたアプローチを採用し、素材・機械・製造プロセスを一体的に設計・最適化する提案が多く見られた。


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 さらに会場では、自動化技術、データ活用、柔軟な生産システムなど、スマートマニュファクチャリングの実用例が数多く紹介された。素材分野では、実際の現場で機能し、規制にも対応可能な革新的ソリューションが注目を集め、またデータ連携型の生産システムが進む中で、新たなスキルや人材育成の重要性も強調された。メッセ・デュッセルドルフでは、「対面での交流や経験共有、オープンなコミュニケーションが、interpackならではの価値を生み出していた」としている。

ジャパン・デーも開催

 日本からの来場に対し、メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンでは、視察の成果を最大限に高める目的で、会期5日目の5月11日に「ジャパン・デー@interpack2026」を開催。午前中は会場巡回ハイライトツアーを実施し、機械コースではTheegarten-Pactec、Syntegon Technology、IMA、KHS、素材コースではPaptic、Henkel、TotalEnergies Corbion、Sappi Europe各社を訪問した。午後には、ドイツおよび欧州包装業界の最新動向と今後の展望をテーマとした特別セミナー&レセプションも開催された。

 セミナーには、ドイツ機械工業連盟(VDMA)食品・包装機械工業会、PackIntelX、Cell2Green、住本充弘氏をスピーカーとして迎え、セミナー終了後は、デュッセルドルフ名物のアルトビールを囲みながら、参加者同士で交流を深めた。

次回は初夏に6日間開催

 次回のinterpackは、2029年6月10日(日)から15日(金)まで。開催時期を初夏へ移すとともに、日曜日から金曜日までの6日間開催という新たなスケジュールを採用する。


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 この変更についてメッセ・デュッセルドルフは、「イベントのさらなる進化を目指す取り組みの一環であり、国際的な主要見本市には、より高い効率性と質の高いネットワーキングの機会が求められているという市場のニーズに応えるもの」と説明。interpackを統括するT・ドーゼ氏は、2029年に向けた計画について次のように述べている。

 「interpackは業界で最も重要なプラットフォーム。その確固たる地位を基盤に、私たちはイベントのさらなる進化に継続して取り組んでいる。出展者や来場者のニーズに真摯に耳を傾け、メッセでの成果をこれまで以上に高められるフォーマットを構築していく。今回の変更は、その第一歩となる取り組みだ。今後もさらなる革新を進めていく」