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NOG、最終総会で「現場力向上」に注力した30年の歴史に幕

最終総会で感謝の意を語る中山会長
研修会で講演する大和美術印刷・篠田社長

 日本オフ輪・枚葉技術交流会(中山進会長、NOG)は11月8日、大阪・都島区の大阪リバーサイドホテルにおいて「最終総会・研修会」を開催。およそ30名が参加した。

 NOG会は、3月開催の第30期総会において、当期末(2025年12月)をもって解散することを決議し、今回の最終総会をもって30年間にわたって運営してきたNOG会の歴史に幕を閉じた。

 議案審議に先立ち、挨拶に立った中山会長は、「この30年間、印刷業界の『現場力』を高めようと、学び、語り合いながら歩んできた。この学びや繋がりが各企業の力になっていたならば、それほど嬉しいことはない」と述べ、改めて会員の熱意と協力に感謝の意を表した。

 また研修会では、大和美術印刷(株)の篠田直宏社長が「中小企業の印刷会社のひとつの姿」と題して講演。大きな転換点を迎えたオフ輪会社の経営スタイルについて、篠田氏が実践してきた様々な改革の一端を披露した。

 さらに、懇親会にはOBも招待。懐かしい顔ぶれも揃う中、思い出話に花を咲かせながらの宴となった。

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