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第58回造本装幀コンクール、授賞式で入賞作品を讃える

入賞者に賞状と記念トロフィーが手渡された

 第58回造本装幀コンクール(主催=(一社)日本書籍出版協会/(一社)日本印刷産業連合会)の授賞式・記念パーティーが9月29日、出版クラブ(東京都千代田区)において挙行され、最上位賞である文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、東京都知事賞をはじめ各賞受賞者に表彰状と記念トロフィーが贈られた。

 造本装幀コンクールは、造本装幀に携わる人々(出版、印刷、製本、装幀、デザイン)の成果を総合的に評価する国内で唯一のコンクール。「美しい本」づくりへの意欲を高めるとともに造本技術・装幀デザインの素晴らしさ、本の持つ魅力を広くアピールし、ひいては出版文化産業の発展に寄与することを目的としている。

 58回目を迎える今回は、162者・308点の応募があり、厳正な審査の結果、文部科学大臣賞に「湯浅啓写真集『Notochrome』」(龜鳴屋)、経済産業大臣賞に「イ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い」(宇都宮美術館/下野新聞社)、東京都知事賞に「生の実感とリアリティをめぐる四つの探求─『人文・社会科学』と『アート』の交差から立ち現れる景色」((一社)デサイロ)が選ばれた。

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