2020年10月9日
Versant 3100i Press
新たな給紙機構の採用により多彩なアプリケーションに対応可能
富士ゼロックス（株）（本社/東京都港区、玉井光一社長）は10月8日、記者会見を開き、プロダクションカラー市場向けの新商品「Versant 3100i Press（バーサント3100アイプレス）」および「Versant 180i Press（バーサント180アイプレス）」を、日本では10月30日に2機種同時に、中国とアジアパシフィック地域では10月中旬より順次発売することを発表した。
今回、発表された2機種は、Versantシリーズの高生産性、高画質などの基本性能を継承した上で、同社独自技術により新たに開発した「エアーサクション給紙トレイ」をオプションとしてラインナップに追加。新開発の「エアーサクション給紙トレイ」は、3種類のエアーを組み合わせることにより安定した給紙を実現。これにより用紙厚さは、52g/平米の薄紙から400g/平米の厚紙まで対応。用紙サイズは、98x148mm（片面印刷）の小さな用紙から330x1,200mm（片面印刷）までの長尺用紙の印刷が可能となっている。
長尺用紙は、従来からの手差しトレイに加えて、「エアーサクション給紙トレイ」からの連続プリントが可能。これにより、1,200mm（片面印刷）では100枚、864mm（両面印刷）では900枚の用紙積載を可能とし、高い生産性を実現する。また、プリントスピードは、「Versant 3100i Press」で毎分23ページと従来機比約2.5倍に、「Versant 180i Press」で毎分19ページと従来機比約2倍に向上している。
