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大手の動き

国立西洋美術館と凸版印刷、モネ「睡蓮、柳の反映」欠損部分推定復元

2019年3月6日
画布の上半分が欠損した発見時のクロード・モネ作「睡蓮、 柳の反映」。表面には保護のため薄い紙がかけられている。
欠損部分に白黒写真を重ねた状態。 白黒写真を参考に全体像のデジタル復元を行う。

 独立行政法人国立美術館国立西洋美術館と凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、印象派を代表する画家であるクロード・モネが描いた「睡蓮、柳の反映」(同館所蔵)の欠損した箇所を推定し、その全体像を復元するプロジェクトに着手した。
 「睡蓮、柳の反映」は、2016年にパリのルーヴル美術館で発見されるまで60年間にわたってその行方がわからなかったクロード・モネによる晩年の大作で、同館コレクションの中心をなす松方コレクションの中で重要な作品。発見された時には画布の半分近くが欠損しており、作品の全体像は破損前に撮影された白黒写真から想像するしかなかった。
 今回、凸版印刷がこれまでに培った消失文化財をデジタル復元する技術の実績とそれを基に新たに構築した復元手法を用いて、欠損部分を推定復元する。
 なお、デジタル復元した成果は、6月11日から国立西洋美術館で開催される企画展「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」において公開する予定。

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