2017年6月6日
管理サーバーの構築・運用の手間が省け、より手軽にVPNサービスを導入することが可能
大日本印刷(株)と丸紅情報システムズ(株)(以下、「MSYS」)は共同で、複数機器間の通信をセキュアに行うバーチャルプライベートネットワーク(VPN)において、MSYSが運用する管理サーバーを利用し、IoT機器やモバイル端末にVPNソフトウェアをインストールするだけで簡単に構築できるクラウド型のVPNサービスを8月に開始する。
DNPは2015年より、専用のVPNサービス「DNP Multi-Peer VPN」を提供しており、ネットワークカメラのデータ通信や、自動車開発時の走行テストデータの通信に導入されている。これまでは導入企業ごとに管理サーバーを設置して通信機器間の認証を行っていたが、今回提供を開始する「MSYS Multi-Peer VPNサービス」では、MSYSが運用するデータセンターに設置した管理サーバーを使用して、情報漏えいを防止するクラウド型のVPNサービスを提供する。これにより、従来のサービスより管理サーバーの構築・運用の手間が省け、より手軽にVPNサービスを導入することが可能になる。