2016年12月18日
TouchCodeカード
大日本印刷(株)は、スマートフォンやタブレット端末などに印刷物をかざすと、印刷された目に見えない電子コード(IDコード)を読み取り、そのIDに関連するコンテンツが表示される「紙がデジタルとつながる導電印刷ソリューション TouchCode(タッチコード)」の応答速度などを向上させた。
タッチコードは、米国T+ink社グループのT-Touch社が開発した技術で、導電性材料で印刷した紙媒体を静電容量方式のタッチパネルディスプレーにかざすと、目に見えないIDコードに関連するコンテンツをディスプレーに表示するもの。DNPは2014年7月に、TouchCodeを活用した販促支援サービスを開始し、以来、紙の栞をかざして映画のプロモーション情報を配信するサービスなどに採用されている。
DNPは今回、T+ink社の協力のもと、ディスプレーに印刷物をかざしてからコンテンツが画面に表示されるまでの応答速度や、IDコードの認識精度などの性能を向上させた。