2016年11月7日
本提携によるビジネススキーム
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、IoTや機能性包材、トレーサビリティなどのノウハウを活用し、次世代型の農業ビジネスに本格参入する。これに先立ち、次世代型農業ビジネスを手掛ける(株)福井和郷(本社/福井県大飯郡、山崎裕一社長)と資本・業務提携契約を締結し、8月31日に同社が実施する第三者割当増資により発行する株式を引き受け、2億円を出資した。
凸版印刷は、今後の成長領域として6次産業化などの市場拡大が見込まれる農業分野に着目。環境制御システムやICT栽培システムを導入した連棟ハウスでブランドトマトを栽培するなど、次世代型の大規模施設による農業事業を展開する福井和郷との資本・業務提携により、従来培ってきた表面加工技術やマーケティング・ソリューションなど、凸版印刷の「印刷テクノロジー」を活用した新たな製品やサービスを開発・提供することで、農業のさらなる産業化・活性化に向けて貢献していく考え。