2016年11月4日
タトルテープ感知マーカー
DNPグループの大日本商事(株)は、スリーエム ジャパン(株)の図書館向けセキュリティシステムの事業を11月付で承継した。大日本商事は、代理店等の既存販売先を通じて、図書館に対して今までどおり図書館向けセキュリティシステムおよび同システムに関連する消耗品やサービスを安定供給する。さらにDNPグループ全体で国内での同システムの普及促進に取り組んでいく。
図書館向けセキュリティシステムは、本に細いテープ状の3M社製タトルテープ感知マーカー(磁気式のセキュリティーマーカー)を貼ることにより不正持ち出しを検知して防止するシステム。国内の約1,200の大学図書館のほか、民間図書館でも多く利用されている。タトルテープ感知マーカーおよび不正持出防止装置を提供する。
タトルテープ感知マーカーは、ジュラルミンケースに入っていても検知できるため、DNPは金融機関などの重要文書管理用途にも同システムを提案していく。