2024年9月10日
中部地区のユーザーが一堂に集結
(株)小森コーポレーションは9月4日、第31回 中部小森会(田中賢二代表世話人)をANAクラウンプラザホテル金沢において開催。およそ125名が参加した。
席上、挨拶に立った田中代表世話人は、金沢では7年振りの開催になることにふれた上で、「今回、KOMORIのツアーで初めてdrupaを視察したが、世界におけるKOMORIのシェア、位置付けを改めて感じて帰国した」と述べ、今後のKOMORIのさらなる発展に期待した。
続いて挨拶した小森会の堆誠一郎会長は、「2024年の小森会の統一テーマは『真価』。環境は目まぐるしく変化し、逆風の中であるが、知恵を出し合い、またKOMORIの力を借りて乗り越えて行こう」と呼び掛けた。
このあと、KOMORIの小森善治会長が挨拶に立ち、このたびの能登半島地震の被災者に改めて哀悼の意を捧げた上で、drupa2024では世界各国の来場者から高く評価されたと報告。7月の新紙幣発行では、最新の印刷機で印刷したことも報告した。
KOMORI基調報告では、持田訓社長が社会課題とメガトレンド、印刷産業を取り巻く環境、事業紹介、drupa2024情報などを紹介。技術セミナーでは、KGCセンター長 兼 オフセット事業推進部部長の平野正大氏が「KOMORIのスマートファクトリーの取り組み」を紹介し、その中、今秋にKGCをリニューアルする予定を発表した。講演会は、サイエンス作家・理学博士の竹内薫氏を講師に「Chat GPTの衝撃〜生成AIが変えるこれからのビジネスの常識と課題」を聴講した。