2023年3月28日
共同印刷(株)(藤森康彰社長)は、サステナビリティ経営の推進に向けて、2023年4月1日より役員報酬制度(固定報酬)を一部改定する。
同社は、持続可能な社会の実現および同グループの中長期的な企業価値向上をめざし、2022年11月のサステナビリティ推進会議の設置をはじめ、サステナビリティ経営への取り組みを強化している。そのような中、取り組みの先頭に立つ役員の意識づけを強化することを目的として、役員のサステナビリティ経営推進に対する意欲・行動内容を評価する項目を、「固定報酬」の個人評価に組み込むこととした。
同社の「固定報酬」は、年度毎に実施する個人評価が一定基準を下回った場合、次年度の報酬を減額する仕組みとなっており、評価は指名報酬委員会委員長(社外取締役)等が実施している。この評価項目のうち10%をサステナビリティの評価ウェイトとし、さらに「固定報酬」の減額幅を従来の最大10%から20%に拡大する。厳しい事業環境下での役員の緊張感の担保、モチベーションの喚起を促し、サステナビリティ経営の推進の意識づけの強化につなげていく。