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文唱堂印刷、想像力と特殊紙に印刷技術を融合〜価値共創でIPA2025に入賞

印刷技術で紙の魅力発信

 文唱堂印刷(株)(本社/東京都千代田区、橋本唱一社長)が制作した「ホログラムポスター」が、2025年度の「イノベーション・プリント・アワード(以下、IPA)」において「クリエイティブデザイン部門」第2位を獲得した。この「ホログラムポスター」は、プロダクションカラープリンター「Revoria Press PC1120(以下、PC1120)」の強みである特殊トナー、想像力溢れる若手デザイナーの感性、そして特殊紙が生み出す表現力に同社の印刷技術の「価値共創」によって完成した作品となっている。


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文唱堂印刷の作品

 
 「IPA」は、富士フイルムグループのデジタル印刷機器である、プロダクションプリンター「Revoria Press」シリーズやインクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズ、ワイドフォーマットプリンター「Acuity」シリーズなどを使って制作された印刷物を作品として評価するコンテスト。審査は、印刷やグラフィックデザインなど各分野の識者で構成される第三者委員会が行い、応募作品の仕上がり品質、デジタル印刷技術の活用、革新性、ビジネス有効性、全体的な美しさといった基準に基づいて評価し、入賞作品を決定する。また、応募作品は、国内外で開催される印刷関連のイベントや展示会などで紹介されるため、応募者である印刷会社やデザイン会社は、自身の技術・発想力を国際的にアピールする機会を数多く得ることができる。

 2008年から毎年開催され、通算18回目となる本年度は、グローバルから作品を募集する「IPA2025 グローバル」と日本とアジア・パシフィック地域に限定して募集する「IPA2025 APJ」の2つのプログラムで開催。

 「IPA2025 グローバル」には、日本をはじめ、米国、ドイツ、英国、シンガポール、タイ、インド、アラブ首長国連邦などの14の国・地域から170作品の応募があり、36作品が入賞。また、「IPA2025 APJ」には、日本とアジア・パシフィックの10の国と地域から282作品の応募があり、36作品が入賞している。今回、日本からは過去最多の7作品が入賞した。

橋本社長同席のもと表彰式を挙行

 2025年10月8日には、橋本社長をはじめ同社・マーケティング事業部の越後英雄顧問、池谷崇統括本部長、クリエイティブ企画リーダーの稲垣直子氏、そして富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(株)グラフィックコミュニケーション営業統括部の近藤哲也統括部長ほか、担当スタッフらが出席のもと、表彰式が執り行われた。

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橋本社長(右)と近藤統括部長

 
 表彰式の席上、挨拶した近藤統括部長は「PODによる印刷物が高付加価値化していく中で今回、日本から7作品が入賞したことは、大変栄誉なことだと実感している。ぜひ次回も参加していただき、素晴らしい作品を世界に発信してもらいたい」と述べた。

 このあと近藤統括部長から橋本社長に記念トロフィーと賞状が授与された。これを受けて橋本社長は「弊社では、デジタル印刷機とクリエーターやアートディレクターの協創による商品開発を進めている。クリエーターやアートディレクターが表現したいことを我々の技術でカタチにしていきたい。PC1120は、その取り組みを実践するために導入した生産機である。今回の受賞は、その取り組みの成果の1つだと実感している」と述べ、今後も若いクリエーターやアートディレクターとのコラボレーションによる「紙」の魅力発信に注力していく考えを明らかにした。

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表彰式で記念撮影