PJweb news

印刷産業のトレンドを捉える印刷業界専門紙【印刷ジャーナル】のニュース配信サイト:PJ web news|印刷時報株式会社

トップ > 企業・経営 > 富士精版印刷、第70期決算は減収減益 - 収益構造は改善へ

企業・経営

富士精版印刷、第70期決算は減収減益 - 収益構造は改善へ

2018年9月6日
71期は「売上減少に歯止めをかける年」へ(下段左=石川忠会長、下段右=吉賀社長)

 富士精版印刷(株)(本社/大阪市淀川区西宮原、吉賀文雄社長)は9月5日、本社内で記者会見し、第70期の決算が減収減益となったことを明らかにした。
 売上高は前年比1.7%減の39億7,600万円(前期40億4,400万円)、経常利益は300万円(前期8,200万円)とわずかながら黒字を確保している。
 減収要因について吉賀社長は、「直受注の大口顧客におけるペーパーレス化および小ロット化が影響している」とした上で、減益要因については「売上減少による要因もさることながら、材料費の増加や設備導入による減価償却費の増加による影響が大きい。償却については、できる限り可能な方法での前倒しや特別償却を実施した」と説明。また、工場加工高が減少する一方で、限界利益率がここ数年で大幅に向上していることを示し、同社が取り組んできた「収益構造の改善」が実を結びつつあることを強調した。
 同社では、これらの状況を踏まえ、今期を「売上減少に歯止めをかける年」と位置付け、71期は売上高41億5,000万円を計画。「主力得意先の売上維持および伸長」「顧客満足度の向上」「コスト競争力の強化」の3項目を柱に売上回復を目指す。

特集
drupa 2024 特集
drupa 2024 特集

世界最高峰の印刷・クロスメディアソリューション専門メッセ「drupa2024」の事前情報(見どころなど)を公開!
(2024年4月2日〜)

販促アイテム 2024
販促アイテム 2024

印刷会社が提案する「販促アイテム」
(2024年3月25日)

デジタル印刷特集 2024
デジタル印刷特集 2024

「生産工程の見直し」あるいは「創注」という印刷経営戦略としてのデジタル印刷ソリューションにフォーカス。
(2024年3月25日)

検査システムによる品質管理 2024
検査システムによる品質管理 2024

システマチックな検査工程で品質保証と効率化を目指す。
(2024年3月15日)

page2024特集
page2024特集

「page2024」の事前情報を配信。開催テーマは「連携」。
(2024年1月22日〜)

2024年 ここに注目!
2024年 ここに注目!

独自戦略でアフターコロナ時代を躍進する企業、新製品、注目技術を紹介。
(2024年1月1日)

ダイレクトメール特集 2023秋
ダイレクトメール特集 2023秋

成長市場を追う─DMを新たな事業領域に。
(2023年12月15日)

印刷会社の創注
印刷会社の創注

「注文が来ないなら、創り出さなくてはいけない」というストレートなテーマ「創注」にフォーカス。
(2023年11月25日)

インクジェット特集2023
インクジェット特集2023

インクジェットテクノロジーが印刷ビジネスにもたらす新たな事業領域とは。
(2023年9月5日)

特集一覧へ
印刷関連のブログ
twitter|@PJnews_headline
twitter|@PJnews_headline

https://twitter.com/PJnews_headline

facebook|印刷ジャーナル
facebook|印刷ジャーナル

https://www.facebook.com/printingjournal