2017年6月9日
ブラッド・クラッチェン氏
コダックジャパン(藤原浩社長)は6月9日、イーストマン・コダック社のビジネスの中核を成すプリントシステム事業部のプレジデントであるブラッド・クラッチェン氏の来日にともない記者会見を開き、プロセスフリープレート「SONORA」の世界市場動向とCTPの開発情報を明らかにした。
ワールドワイドで対前年比24%の成長率を誇る「SONORA」。その成長を牽引する日本では200%成長を達成。2017年には、デジタルプレート全体の10%以上の売上を達成する見込み。
クラッチェン氏は、「コダックは、技術トレンドとしてプロセスフリーの新たな定義を確立したマーケットリーダーである」とした上で、「現在、プロセスフリープレートはコダックの全プレート出荷量の約17%。2020年までにこれを30%まで引き上げたい」との考えを明らかにした。
また、今後のさらなる開発の方向性については「耐キズ性、耐刷性の向上が最優先」としている。