2017年2月3日
確井 社長
PrecisionCoreラインヘッド
エプソンは2月2日、東京の大手町サンケイプラザにおいて新商品記者発表会を開催し、新開発のラインヘッドを搭載したインクジェットプリンター/複合機「LX-10000Fシリーズ」などを発表。併せて同社が目指す「インクジェットイノベーション」の概要を説明した。
冒頭、挨拶したセイコーエプソン(株)の確井稔社長は「長期ビジョン『Epson 25』では、『インクジェットイノベーション』を掲げている。これは、独創のマイクロピエゾ技術を磨き上げ、より高い生産性の領域を開拓していくもの」と、そのコンセプトについて説明。その上で確井社長は、「今回、マイクロピエゾ技術をベースとした独創のコアデバイス『PrecisionCoreプリントヘッド』をさらに進化させ、ラインヘッドを実現した。また、高速印刷を実現するために新たなインクも開発している。このラインヘッドを搭載した新商品は、圧倒的な印刷スピードを提供できると確信している」と述べ、今回の新商品は、オフィス市場だけでなく軽印刷市場もターゲットとしていることを明らかにした。