2024年3月8日
森下製紙(株)(愛媛県四国中央市三島宮川3-7-33、設立1953年3月、資本金2,000万円)は1月31日、松山地裁西条支部に破産を申請し2月1日、破産開始決定を受けた。負債総額は約5億円。
機械漉き和紙のメーカーとして、金封や御朱印帳などに使用される奉書紙の製造を主力に、包装紙などの紙加工も手掛けていた。しかし、他社との競合激化に加え、和紙をはじめとする扱い品そのものの需要低迷もあり、近年は厳しい経営環境に陥っていた。徐々に資金繰りに窮するようになり、2024年1月22日には資金ショートが発生し同日、事業を停止していた。
(東京商工リサーチ調べ)